30代ですが住宅ローンは組めますか？

30代の男性です。仕事は広告代理店勤務でそれなりに収入はあるつもりです。それに今は趣味に打ち込むほどの時間も無いし休みの日は寝るだけだから、経済的な余裕というのは十分あると思います。

そんな私ですが、30代にて住宅ローンを組む事は可能なのでしょうか？私の身の回りで住宅ローンを組み始めたという人は40代が多く、私はやっぱり年齢的に信用されなかったりするのでしょうか？それとも、その年齢で無いとダメなルールでもあるのでしょうか？金銭的に余裕があると言っても家の一括購入が可能なほどというわけではありませんので、ローンは必須なのです。

30代でローンは無理かどうか、そして組めるのならコツとかはあるのでしょうか？他に使い道もないお金なら家に活かしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

30代はむしろ安定してローンが組みやすいです

昔に比べて不況がずっと続いていますので、どうしてもローンを組み始める年齢っていうのは遅くなりがちですよね。だから質問者様の身の回りに40代が多いというのは、自然な形かもしれません。そうなると、やっぱり自分には早いかも…？と思うのも無理は無いでしょう。

でも、基本的に何歳だか無理…というのはローンでは少ないです。さすがに70代くらいになるとほぼ無理になってしまいますが、そうした上限以外であれば、十分チャンスはあります。年齢によって難しいかどうかというのは多少変わっても、社会人であれば絶対に無理という場合の方が少ないでしょう。

そして30代での住宅ローンですが、絶対に無理という事はありません。むしろ住宅ローンというのは働き盛りと言える年齢、仕事上の立場でも健康的にも安定している30代というのは好ましいのです。20代だと仕事を始めたばかりで勤続年数や役職が不安定な場合が多いし、かと言って50代くらいだと体の弱いところも気になってくる…そういう意味では最も良いタイミングでしょう。

あとは基本的な事でもある年収や勤続年収、仕事内容や今までの借入の利用履歴が影響します。他にも貯金が多くて頭金をしっかり入れられるのならこれも審査に通過しやすくなりますので、併せて覚えておいて下さいね。

総じて、今のご年齢が住宅ローン審査の足を引っ張るという事は心配ないと思います。しっかりと今のうちに組んでおき、ある程度ご年齢を重ねた時には自分の物となっているように頑張って下さいね。

30代からはじめる住宅ローンは返していけるか

不景気になって車を購入する人の割合はかなり減少したといわれていますが、やはりマイホームを持ちたいと考えている人は非常に多くなっています。賃貸住宅でもある程度の支出がかかりますので、それならば老後にも安心して暮らすことのできる自己所有の住宅を購入して、稼げるうちにローンを返済してしまおうというものです。ただ、近年では結婚や独立が遅くなっている傾向があり、30代から住宅ローンを組むという人も少なくありません。もちろん、この年代ならば十分返済をしていくことは可能ですが、子どもにかかる費用も考慮して、長期的な返済で、毎月の負担を軽くするという方法をとっている人も多いです。

確かに、ローンの返済は毎月の家計を圧迫するような状態では長続きしません。特に住宅ローンのように、20年、30年と返済を続けていくようなものの場合、稼ぎ頭が怪我や病気などで一時的に働けなくなり、収入が途絶えたときのことを考える必要があります。このような時、毎月の支払額が少なければ貯蓄から支払うこともできますが、もし払えなくなったら、借入の金利よりもさらに高利の損害金が付けられることになりますので、いよいよ債務超過になってしまいます。

ただし、あまり長すぎる支払いというのも問題です。金額にもよりますが、30代での借入ならば、定年までに返済を追えるように考えるのならば最長で30年になります。しかし、年金の支給まで間があることを考えると、貯蓄する期間も必要です。このようなときには、借入額を少なめにして、家電の故障などの突発的な費用はキャッシングやカードローンを利用するというのも一つの方法です。あらかじめ資金をストックしておくと、その分借金が増えて利息がかかりますので、子どもがある程度大きくなっていて、急な出費が必要なくなった場合などはできるだけ返済に充てておいた方が良いでしょう。もちろん、最低限の生活費や学費はストックしておきましょう。